強い洗浄剤で洗う行為が皮脂膜や角質細胞を壊す

皮脂膜と角質細胞

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敏感肌と化粧品のお話

 

 

敏感肌には合わない!近年流行している化粧品の中身

 

 

皮膚には外部の物質を浸透させない機能があります。
魚も鯨も生きているかぎり、海水中のナトリウムイオンを皮膚に浸透させません。
ですので、生きた魚は塩漬けにできず、死んだら簡単に塩漬けになります。人の皮膚も同じです。生きているかぎり、外部から物質が浸透することを許しません。生きている健康な皮膚は、すべて物質の出入りを拒否するのです。

 

皮脂のエコロジー
入浴しているときに、腕を水面から持ち上げてみると、皮膚がお湯を水滴状にコロコロとはじき返している様子が見られると思います。水をはじくのですから、皮膚の表面には油膜があるという事です。
この油膜を「皮脂膜」といいます。
ですが、合成界面活性剤が配合されたクレンジングやシャンプーで皮膚を洗うと、皮脂膜は洗い流されてしまいます。このため皮膚は一時的に皮脂膜を失いますが、たとえ皮脂膜がなくなっても角質層内に数層存在している角質細胞間脂質が水の浸透を防いでくれます。

 

皮脂膜と角質細胞物質は、重要なバリアの主体です。シャンプーやクレンジングで洗浄を繰り返していると、やがて皮脂膜だけでなく角質の細胞間脂質まで奪われるようになり、皮脂は水をはじく力を失っていきます。水を弾くような感じがなく、ジワジワと水が薄く広がっていくような感じの方は 皮膚のバリアが壊れ始めています。職業では、理美容関係の仕事をされている方等は手や腕にシャンプーがかかりやすいので手が荒れている人が多いはずです。

 

強い洗浄剤で洗う行為が皮膚のバリアをこわしているという事を理解している方は多いと思います。
さらに、クレンジングやシャンプーの主剤である合成界面活性剤は、皮膚のバリア機能をこわすだけではありません。皮膚の健康を守る微生物をも滅ぼすことがあります。

 

敏感肌の人は特にさまざまな刺激に対しての抵抗力が弱まっている為に刺激に対して敏感です。特にご注意ください。

刺激に弱い肌の症状はこちら

 

皮脂の取り除きすぎは決して皮膚にとってよくない事ですが、皮脂は微生物の好物です。取り除きすぎはよくありませんが、皮脂の放置も決して良い行いとは言えません。自分の肌質がどの様なタイプなのかを把握して、適した方法で清潔にすることはお忘れにならぬようにしてください。